柴犬を飼ったら抱っこをしてあげましょう!
柴犬の特徴として、主人や家族に忠実かつ勇敢で、とても愛情深いことで知られています。
反面、個体差はありますが、自我が強く、非常に頑固なところや優位性をもつこともあります。
そんな柴犬が大好きな柴犬ファンの飼い主さんは昔から多く、とても好まれる犬種のひとつです。
柴犬ブームがやってきた⁉︎
今や国内外問わず柴犬や和犬ブームで、SNSやCMでも和犬がよく取り上げられています。犬のブームは、とても残念な結果に繋がることが多々るので私は複雑な気持ちです。
犬を飼うことが初めてで、柴犬のことをただ単に、頭が良くて、主人に忠実で飼いやすいという情報だけで飼い始め、育て方を間違い失敗するケースがとても多いからです。
どんなに人間が咬まれても、被害者は犬です!
そんな柴犬の飼い主さんからの依頼はあとを絶ちません。
首輪の付け外しができない
足拭きができない
シャンプーができない
ブラッシングができない
そして、最終的に体を触らせてくれないという関係性の崩壊です。
柴犬を飼ったら抱っこをしてあげましょう!
私は柴犬を飼ったら、ふれあいのトレーニングを一生懸命してほしいと思っています。
犬全体にも言えることですが、特に自我が芽生えるのが早い柴犬は、時として拘束をとても嫌います。
足先、口、耳、尻尾など、体の先端に位置する部分は子犬のうちにふれあいを繰り返し、触れられることに良い印象を与えておくことが必要です。
そして、いつでも飼い主さんの方から抱っこが出来る関係性を築きましょう。
勘違いしないで!それは優位性です
「うちの子は触られるのも抱っこも大好きです」と言うので
「それでは抱っこしてみてください」と言ってみる
すると、犬が逃げ回り一向に捕まえられそうにありません。
よく様子を見てみると、ふとした瞬間に犬のほうから飼い主さんの足の上にピョンと飛び乗り
「背中を撫でろ」
「抱っこしてみろ」
「そのまま!立ち上がるな」
と言ってます。
飼い主さんはご満悦で背中を撫でながら「ヨシヨシ気持ちいいか?」といった感じ。
これはただの優位性や甘えにしか過ぎません。
この一方通行が将来的に犬の気持ちに悪い変化を与えることがあるのです。
上にも書きましたが、いつでも飼い主さんの方から抱っこが出来る関係性を築きましょう。
最後に
日本の伝統でもあり天然記念物でもあり、素朴でとても愛らしく、本来の犬らしい姿をした柴犬たち。
そんな柴犬たちが、私はとても大好きです。
ただのブームで終わらないよう、日本の柴犬、和犬たちが楽しく幸せに過ごせるようにいつまでも願ってます。
柴犬のパピーレッスン大歓迎でお待ちしております。
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