犬の苦手克服 ブラッシング

2015.10.21 (水)

ゆめちゃんが生まれて初めてブラッシングできるようになりました!
お母さんもニッコニコです

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犬の苦手って色々ありますね!

掃除機、インターホン、カミナリ、ゆっくり歩くお爺さん…などなど

その犬によって苦手は様々で、こんなのが苦手なの?って思う時もあります。

私達は何も思わなくても、犬にとっては嫌悪感を感じる事が生活の中ではたくさんあるんですね。
今日は柴犬 ゆめちゃんのトレーニングで「ブラッシング」を克服してみました。

 

 

ゆめちゃんはブラシを体に当てただけでガウガウするので、今までの4年間ブラッシングをした事がありませんでした。

 

 

これはイカン!と思い、ブラシの上にオヤツを置いたり、脱感作的な事も試みた事もありましたが失敗に終わってきました。

 

 

しかし、とうとうその時がやってきました。

 

 

柴犬などのダブルコートの被毛は春と秋の換毛期には大量に抜け変わりますので、余分な被毛を取り除き、被毛内に酸素を取り込み、皮膚を清潔に保つ事によって毛艶を良くし、皮膚炎などを防いでいくので、日頃のブラッシングは必須項目なのですね。

 

 

どのように克服した?

ゆめちゃんのお家の中での苦手は「ブラッシング」「掃除機」「キッチンタイマー」があります。

 

 

でも、この3つの怖がり方は全て違って、
「ブラッシング」はガウガウ
「掃除機」はソワソワ、
「キッチンタイマー」のピピピッ音にシッポ丸めて、頭と体を低〜くしながら、家族の側にそ〜っと隠れようとします。

苦手の行動は一種類ではないので、良く観察する事がとても重要ですね。

 

 

大塚がひらめいたのは、「キッチンタイマーを鳴らしながらブラシをあててみる!」でした。

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ゆめちゃんの弱みに付け込んで、2つの苦手を同時に出すのは可哀想ですが、苦手の順番からいくと、1位は明らかに「キッチンタイマー」でしたので、タイマーが鳴ってる間に2番目に苦手なブラシを当ててみました。

 

 

なんと、いとも簡単に見事成功です。

 

 

キッチンタイマーがブラシの嫌悪感を消去でき、背中を通るブラシの感触が手で撫でられてるかの様にも見えました。

 

 

その後は、今まで何もなかったかの様にブラッシングをさせてくれて、大塚もご家族もビックリ!とっても気持ちよさそうな顔でお手入れができる様になりました。おそらくブラシへの恐怖心とお母さんの手の動きに違和感があったのかな?とっても気持ちよさそうな顔をしてます。

 

 

祝!4年ぶりのお手入れ

 

 

しかしこれは、一時的な錯覚でブラシの印象を弱めているだけなので、翌日には元どうりなことが多いです。でも、なんでもきっかけは大切ですので、ここで諦めずに、明日からはキッチンタイマーは使わず1日に何度かブラッシングの時間を作り、徐々に無理なく慣らしていく必要がありますね。

 

 

苦手克服には苦手な刺激を与え続けて慣らさせる「洪水法」というやり方もありますが、非常にリスクが高く、ストレスもかかりますので、犬との生活で使わなくても済むものは取り除いてあげたほうが良いでしょう。

キッチンタイマーは、何かで代用が効くので使わなくてもいいし、掃除機は犬をハウスや他の部屋に避難させてあげることで生活にさほど支障は無くなるでしょう。

 

 

犬の苦手克服で悩んだときは、無理をして関係を悪化させるのでは無く、まずはプロのドッグトレーナーにカウンセリングしてもらうことをお勧めします。

 

 

 

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