埼玉県桶川・上尾・北本・伊奈町の犬の幼稚園・一時預かり&ドッグホテルならZUTTO DOG

 

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🌷 今日の登園 🌷

 

 

 

カニンヘンダックスフンド　チョコくん

トイプードル　みゅちゃん・こはくちゃん・チョコくん・くぅちゃん

マルチーズ×トイプードル　おもちちゃん・ラテちゃん

スタンダードプードル　イヴちゃん

マルチーズ　すーぷくん

極小柴　茶々くん・まめくん

まめ柴　ヤマトくん

ボストンテリア　ロイくん

ケアーンテリア×チワワ　ノエルちゃん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はわんちゃんのお勉強についてのお話です♬

 

 

最近、園児のお勉強をご家族の方と一緒に練習する引継ぎの時間にこだわってお伝えしていることがあります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それはご褒美とは何が当たるのかと、ご褒美に関連づく正解の合図の出し方です

 

 

 

 

 

 

 

 

よく「褒めて伸ばすトレーニング」や「オヤツを使ったトレーニング」という端的な情報を聞くことがあると思います

 

 

 

 

 

 

 

 

これは大きく捉えたら決して間違いではないのですが、あくまでわんちゃんの学習に必要なのはご褒美（強化子）です

 

 

 

 

 

 

 

 

ご褒美（強化子）というのはわんちゃんだけでなく、人の学習過程にも必要な、「ある行動を学習しようとするとき、その行動の行動頻度を増やすために必要な、学習をするものにとって価値のあるもの」を指します

 

そしてわんちゃんにとってそのご褒美の最上位にあたるのが食べ物です

 

 

 

 

 

 

 

 

生き物である以上、皆様も含め生きる為に必要な食べ物・飲み物を第一に欲するのは至って自然なことであり、一番価値を見出しやすいものです

 

 

 

 

 

 

 

 

なのでお勉強をするときにおやつを使うことだけが先行してしまって、最近では「おやつをあげればいい」「おやつで釣る」という風潮になってきてしまっています

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、学習に必要なのは誘導・合図を使って行動頻度を増やし、基本を学習した後、当の本犬が自発的にその行動をとることで結果ご褒美がもらえるという事です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その為、学習させたい行動を練習し始めた段階では、おやつや手の誘導を先出しして繰り返し、成功体験をつませることから始めますが、わんちゃんがその行動を認識してきたら、誘導の先出しは早めに切り替え、自発的に行動できるよう考えさせることが重要です

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてその行動をとった結果、ご褒美（強化子）を得たという体験の積み重ねで、自分で考えて行動するわんちゃんに成長してもらい、自分で行動するために人（家族）のことをポジティブに理解しようとするわんちゃんに育ちます

 

「つぎはなにをすればいい？」「準備はできてるよ！」

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてここからが今回の議題ですが、このご褒美には一次性強化子と二次性強化子があります

 

先程お伝えした様に、食べ物・飲み物は生き物が無条件で欲するものですから、食べ物は一次性強化子にあたります

 

 

 

 

 

 

 

 

そして二次性強化子とは、食べ物・飲み物（一次性強化子）に関連付けをされた刺激の事を指し、代表的なものは一次性強化子と関連づいた後の人の褒める掛け声・人が喜ぶ振る舞い・クリッカー音・フード袋を開ける音・レバー（スキナー箱）など…

 

 

そして忘れてはいけないのが「そう」「いいこ」「よし」の正解の合図です

 

 

 

 

 

 

 

 

この言葉自体は単なる単語に過ぎず、強いていえばわんちゃんが聞き取りやすい短い言葉にしていますが、初めてこの言葉を聞いたわんちゃんにとってはご褒美（強化子）でも何でもありません

 

 

 

 

 

 

 

 

この言葉（二次性強化子となる言葉）を言われた直後にご褒美（一次性強化子）を食べる経験を繰り返すことで、言葉とご褒美が関連づいて二次性強化子として効力を持つようになります

 

 

 

 

 

 

 

 

その為、お勉強をする時には正解の合図をしっかりとハッキリと伝え、必ずその直後にご褒美を食べさせてください

 

それを繰り返すことで「そう」「いいこ」の言葉に二次性強化子としての役割が生まれます

 

 

 

 

 

 

 

 

更に、正解の合図を出すタイミングはとても重要です。こちらが出した行動を指定する合図（お座り・フセ等なんでも）を取った瞬間に、ハッキリと「そう」と伝えましょう♬

 

これはタイミングのマークとして、「そう」と言われた瞬間に取っていた行動を肯定するので、必ず正解のタイミングで伝えてください

 

 

 

 

 

 

 

 

これは簡単に聞こえて難しいことですが、これを意識して練習するのとしないのでは全く異なります

 

 

 

 

 

 

 

 

幼稚園はわんちゃんのお勉強する場所だと思いがちですが、実は一緒にご家族も学び、わんちゃんとの接し方を理解していく所です。

 

ぜひ楽しく美味しくお勉強しつつ、ご褒美（強化子）の意味を考えながら練習してみて下さい♬