〇〇が変われば 犬も変わる
ポメラニアンの女の子、ピノちゃん2歳3ヶ月
昨年の11月からレッスンを始めてから、ちょうど8ヶ月。
本日無事レッスン終了です。
月に1〜2回の訪問レッスンで、ゆっくり時間をかけてきました。
飼い主さんからの依頼はこうでした
- 散歩であまり歩かず、犬や人、自転車を見ると吠えまくる。
- 散歩中の拾い食いが激しい
- お家の中では落ち着きがなく、常に歩き回り何かを探している様子。
- 手を差し伸べても触れられず、テーブルの下に逃げ込む。
- 足拭きなどで触ろうとすると、たまに噛みつかれる
レッスンでは、オスワリやフセなどの基本練習から、散歩でのリードの使い方や、拾い食いのやめさせ方も練習しましたが、いちばん重点を置いたのが飼い主さんが肩の力を抜き、気持ちを安定してもらうことでした。
犬は人の気持ちや、手の動き、リードから伝わる抵抗、その日の飼い主さんの気分など、敏感に感じ取る動物です。
犬を初めて飼われる方で多いのは、犬同士で仲良く遊んだり、上手に散歩をしてる姿に憧れ、愛犬をそれにあてはめて、なんでうちの子はできないのだろうと悩み、犬という一括りの中で愛犬を見てしまいがちになることです。
もちろん何もしなくても上手に遊んだり散歩できたりする犬もいますが、たとえ犬種が同じでも、全ての個体が違った素質を持っていることを知っておいたほうが良いでしょう。
そうした理想像の積み上げが、愛犬への感情や接し方に不安定さを招き、犬がそれを感じ取ってしまい、犬自体の行動が不安定になったり、飼い主さんや人の動きに過敏に反応してしまうことが多いのです。
最終的にピノちゃんはというと
とても落ち着きました!
でも最終的に一番変わったのは飼い主さん
そうです、飼い主さんが一番落ち着いたのです‼︎
・ちょっとぐらい吠えたって犬だからイイ
・散歩をしたくないならしなくてもいい!公園の芝生で遊ぼう
・拾い食いもチョチョっと回避できちゃう
・お家の中では、あまり気にかけず、触りたい触りたいのガッツキを無くした
・咬まれるかもしれないという気持ちを無くしたら、(怪しい)手の動き、接し方が変わった。
結果、犬なのに!という気持ちから、「ピノはピノだからね!」と思えるようになり、飼い主さんとピノちゃんのお互いが安定して自信に繋がりました。
これが、絆です。
今までは訪問しても落ち着きがなく動きっぱなしだったピノちゃんも、お父さんの足元で休んだり(ホントにありえなかった!)畳の上でスヤスヤ寝てみたりすることが多くなり、挙動不審感もなくなり、ジッと見つめてくれるようになったと飼い主さんも感激されてました。
これもすべて、飼い主さんの気持ちが安定しているからですね。
飼い主さんが変われば、犬も変わる。
いま悩まれている方、少しだけリラックスして愛犬のことを見てあげてくださいね。
カウンセリングだけでもワンちゃんが変わることがありますよ。
お気軽に大塚080-3482-9131までご連絡下さい。
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