デビー・ポッツさんに会えて②
犬の自制心の話
犬が人間社会で暮らすためにトレーニングは大切です、しかし一日中コマンドで生活していては楽しくないし、果たしてそれが絆といえるのでしょうか?
散歩中は常にヒールウォークをする必要もないし、必要な時に優しく呼びかけてあげれば良い。
ぎこちないコマンドの中で暮らすより、社会に迷惑をかけない自制心さえあれば、決してオスワリが出来なくたっていい。
それが自然なのだから。
コマンドで犬を操るのはコミュニケーションではなく、最も重要なのは会話をすること、会話ができれば絆も生まれ犬本来の自制心が養われるのです。
明確なコミュニケーション
まずは犬にどの様になってもらいたいかのイメージを持つこと。
◯◯するな!という禁止
この禁止すると言う合図は、人間も犬も想像をすることがとても難しく
例えば「赤色を想像するな!」と連呼された時、ほとんどの人が赤を想像したり、赤いものが目についているはず。
禁止の合図というのは逆に意識を高めてしまい逆効果になってしまいます。
例えば、飛び付く犬に対して
飛び付くな‼︎ ❌ → 座って! ⭕️
と言うような、してはいけない動作でなく、して欲しい動作を送ってあげることがコミュニケーションでは重要となってきます。
そして犬の動きをよく見てコミュニケーションを受け取ること
そのためには前に書いた自制心が重要になってきます。
いつも動き回っていたり、飛びついていたりの行動でなく、常に安定した状態をた持たせることで、少しの動きやシグナルを受け取ることができるようになり、飛び付きや吠えの予兆を簡単に読み取れ、して欲しい行動の合図を送ることができるので問題を未然に防ぐことができるのです。
最後に
今回デビーさんと出会えたことに感謝
デビーさんはTタッチを通じて動物とのコミュニケーションとは何か、絆とは何かを教えてくれた気がします。
犬は言葉を話せない分、日頃からたくさんのシグナルや行動を発信しています。それを私たちが見逃さずに受け止めてあげることで、お互いの幸せと強い絆が生まれます。
皆さんも、もういちど愛犬の目、耳、口、尻尾、姿勢などのシグナルをよく見直して、コミュニケーションを高めていってはいかがでしょうか。
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