フードアグレッシブ って?
こんな話を聞いたことはありませんか?
ゴハンを食べている近くを通ると、「ヴゥー」と唸り声をあげ、飛びかかって咬みついてくる!
食べ終わった後、常に興奮していて顔つきが違う
食後にフードボウルを片付けようとしたり、近くを通るだけで、飛びかかり咬みついてくる!
普段は落ち着いてとても可愛い愛犬なのですが、ゴハンの時間になると豹変するという相談も少なくありません。
フードアグレッシブ
フードアグレッシブのパターンは個体それぞれです
よく見られるのは、飼い主さんがゴハンの用意を始めた時にスイッチが入り、食べ始めから終わりにかけて所有のボルテージがドンドン ドンドン上がっていき、空になったフードボウルを終始見張っている状態です。
そうなってしまうと、フードボウルを取り上げようものなら、どんなことをしてでも取り返そうとし本気で咬みついてきて、犬歯が手のひら貫通や、数針縫うという事故が良く起きます。
食事を守るという本能
犬が自分の食事を守ることは元々持っている本能で、自分の食事を確保できない動物は自然界では生きていけません。
その食事に対する執着は、それぞれの個体や犬種によっても様々で、子供の頃から唸り声をあげる仔や、歳をとってから変化するという犬もいます。
また、エスカレートするとゴハンの時間外でも、飼い主家族の行動を見張るようになり、ちょっとした動きに反応して攻撃してくることもあります。
対処方法
愛犬に一度咬まれてしまうと、飼い主さんは恐怖心から手などの動きや行動がぎこちなくなり、犬はそれをすぐに察知し警戒をします。
怖い気持ちはあるかもしれませんが、毅然とした態度で接することが最も重要です。
対処方法に正解はないので、いろいろな方法を試しながらパターンを見つけるのが良いでしょう!
☆ 所有権を与えずフードボウルを持ったまま食べさせてみる。
☆ しばらく時間を空けて、冷静になったところでオスワリマテをさせてフードボウルを取り上げる。
☆ 1食を数回に分けて、興奮のボルテージを分散させる。
☆ フードボウルを使わずに床に撒く
☆ 別の部屋で与える
ゆずちゃんの対処方法
ゆずちゃんも色々チャレンジしましたが、今は持ったまま食べさせるのが一番冷静でいられます。
まとめ
フードアグレッシブは犬の本能であり、治すには数年かかります。
焦って治そうとせずに、長い目で見守ってあげてください。
怖がらずに毅然とした対応をしてあげてください。
あ互いに気持ちを落ち着けること、犬を興奮させないことが重要です。
家族で正解を見つけるのはとても大変なので、ドッグトレーナーに相談してみてください。
犬のしつけやお悩みに関するご相談は
ZUTTO DOG ドッグトレーナー大塚 080-3482-9131 までお願いします
関連する投稿
現在の記事: フードアグレッシブ って?