フードアグレッシブ って?

2016.08.17 (水)

こんな話を聞いたことはありませんか?

 

ゴハンを食べている近くを通ると、「ヴゥー」と唸り声をあげ、飛びかかって咬みついてくる!

 

食べ終わった後、常に興奮していて顔つきが違う

 

食後にフードボウルを片付けようとしたり、近くを通るだけで、飛びかかり咬みついてくる!

 

普段は落ち着いてとても可愛い愛犬なのですが、ゴハンの時間になると豹変するという相談も少なくありません。

 

 

フードアグレッシブ

フードアグレッシブのパターンは個体それぞれです

 

よく見られるのは、飼い主さんがゴハンの用意を始めた時にスイッチが入り、食べ始めから終わりにかけて所有のボルテージがドンドン ドンドン上がっていき、空になったフードボウルを終始見張っている状態です。

 

そうなってしまうと、フードボウルを取り上げようものなら、どんなことをしてでも取り返そうとし本気で咬みついてきて、犬歯が手のひら貫通や、数針縫うという事故が良く起きます。

 

 

食事を守るという本能

犬が自分の食事を守ることは元々持っている本能で、自分の食事を確保できない動物は自然界では生きていけません。

 

その食事に対する執着は、それぞれの個体や犬種によっても様々で、子供の頃から唸り声をあげる仔や、歳をとってから変化するという犬もいます。

 

また、エスカレートするとゴハンの時間外でも、飼い主家族の行動を見張るようになり、ちょっとした動きに反応して攻撃してくることもあります。

 

 

対処方法

愛犬に一度咬まれてしまうと、飼い主さんは恐怖心から手などの動きや行動がぎこちなくなり、犬はそれをすぐに察知し警戒をします。

 

怖い気持ちはあるかもしれませんが、毅然とした態度で接することが最も重要です。

 

対処方法に正解はないので、いろいろな方法を試しながらパターンを見つけるのが良いでしょう!

 

 所有権を与えずフードボウルを持ったまま食べさせてみる。

 しばらく時間を空けて、冷静になったところでオスワリマテをさせてフードボウルを取り上げる。

 1食を数回に分けて、興奮のボルテージを分散させる。

 フードボウルを使わずに床に撒く

 別の部屋で与える

 

ゆずちゃんの対処方法

ゆずちゃんも色々チャレンジしましたが、今は持ったまま食べさせるのが一番冷静でいられます。

 

 

まとめ

フードアグレッシブは犬の本能であり、治すには数年かかります。

 

焦って治そうとせずに、長い目で見守ってあげてください。

 

怖がらずに毅然とした対応をしてあげてください。

 

あ互いに気持ちを落ち着けること、犬を興奮させないことが重要です。

 

家族で正解を見つけるのはとても大変なので、ドッグトレーナーに相談してみてください。

 

犬のしつけやお悩みに関するご相談は
ZUTTO DOG ドッグトレーナー大塚 080-3482-9131 までお願いします
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