ZUTTO DOG フードセミナー&交流会

2015.11.08 (日)

第1回 ZUTTO フードセミナー&交流会 が無事終了しました。

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約50頭の犬たちと、飼い主様80名が来場頂き、天気も良くラン日和になりました。

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今回ご協力いただいたのは、株式会社バンガードインターナショナルフーズ様!

フードセミナーから600坪の貸切ドッグランまで最高のスペースを提供していただきました。

 

 

注目のフードセミナーは、「ペットフードの正しい選び方」

内容が濃いのですべてを書ききれませんが、少しだけお伝えしますね。

 

 

ペットの一生に最も影響を与えるのがフードの選択になります。

私もコラム等で書いてきましたが、ペットのフードは家畜等に与える餌とは全く違い、十数年暮らしを共にしていく中で最も重要視される部分です。

 

犬や猫の食の安全は飼い主さんに100%委ねられています。

 

今や何千種類も販売されているペットフードであるからこそ、人間の食事をバランス良く作るのと同様に、フードの正しい知識を身につけておかなければなりません。

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基本は2つ!

1、本当に犬や猫のために作られているか?

2、食べる時まで新鮮な保存がされているか?

この2つを意識して、フードを選ぶ事になります。

 

 

1、本当に犬や猫のために作られているか?

ペットフードに使われる食材は基準はあるものの、規制はありません。言い換えると何を使ってもいい事になります。

 

4Dミートという事は聞いた事があるでしょうか?死骸や死にかけ、病気やケガの動物の肉の事です。おそらく今でもどこかで使われていると思われますが、これらを使ってもペットフードは成り立ちまが、私たち人間でしたら、これらの肉は間違っても口にしないでしょう。

 

穀物にも注意しましょう!トウモロコシや小麦といった穀物を多量に使うことはコストを抑えたり、傘増しに使うほか何もメリットはありません。フードの主役は肉だということを必ず覚えておきましょう!

 

その他にも、バイプロダクトミールや動物性油脂、レンダリング、残留農薬など聞けば聞くほど恐ろしい名前も!

 

知らずと選んだペットフードがこれらでも良いでしょうか?これらを食べた犬猫達は長生きは出来たとしても生涯健康ではいられないでしょう。

 

そして、今や海外のフードもたくさん日本で流通されています。フードに悩むと海外製品に手が伸びるのは日本人の悪いクセです!
そもそも海外のペットフードは自国の環境や湿度に合わせ製造され、日本とは違い広い環境でのびのび運動をしている犬達向けの設定でプロデュースされているので、タンパク質25%以上の高タンパクフードとなります。

 

しかし、日本の環境下では必要でしょうか?今は太りすぎの肥満犬も問題になっています。日頃の運動量に合ってない海外の高級な高タンパクフードを食べさせられ太っていく犬!これは全て飼い主さんのですね。そもそも犬は食べたいとは思っていても太りたいなんて思ってません。食の管理は人間と同じなんです。

 

 

 

このように、何のために作られたフードなのか、そして今の環境をしっかり理解し、私達がフードを選択しなくてはなりません。

 

 

2、食べる時まで新鮮な保存がされているか?

ペットフードも食品です。食品は必ず傷みます。傷んだ食品は体に害を及ぼしますから人間もペットも食べません!とても簡単ですね。

 

ではどうしたら鮮度が保たれるか?
それは酸化させないことです!

 

ペットフードは製造から店頭に並び、お手元に届くまでに2ヶ月近くかかります。ペットフードは傷んでも見た目変化が出ませんが空気に触れ続けることで酸化し、タンパク質が劣化し下痢や嘔吐、発ガン性の原因になります。犬は鼻が良いので嫌な臭いは嗅ぎ分けられますが、各メーカーはそれ以上に嗜好性の良い臭いを噴霧し、傷んだ臭いをコーティングして販売しているのです。

 

皆さんがフードを買った時の袋!中身がガサガサ動きませんか?
すでに酸化が進行しています。ガサガサ袋の中にはタップリと空気が入ってます。空気に触れたフードは袋の中でジワジワと酸化していくんです。パックを開けた瞬間、人間にとって嫌な臭いがしますね。これを食べさせてあげたのでは、あまりにもかわいそうです。

 

これらのペットフードは人工の酸化防止剤で酸化を防いでいます。
ですが人工の酸化防止剤であるエトキシキン、BHA、BHTはガソリンなどの酸化防止にも使われる有害物質なのです。

 

新鮮さを保つには、パッケージの素材、厚み、強度もとても重要です。そして何より一番大切なのが酸素に触れさせないということ。酸素を抜くためには真空状態にし窒素を充填するほか手段はありません。これは人間の食品では当り前にされていることです。

 

ポテトチップの袋を思い出してください。中身は脂タップリのポテトなのに開けてもいつも新鮮な美味しい臭いがしますよね!あれは酸素の代わりに窒素を充填し袋を膨らましているんです。だからいつでも美味しくいただけるんですね。

 

人間の食品ではできることが、ペットフードではコストと手間を考えると、どこものメーカーもできていません。

 

ナチュラルハーベストはそれらを惜しまずに真空ガスバリヤパッケージされているので、いつでも新鮮な状態で美味しく食べることができるのです。

 

もちろんこれを人間が食べても安全です。味が薄いので物足りませんけどね。

 

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ざっくりこんな内容のセミナーで、皆さん深くうなずかれながら真剣に聞かれていました。

 

ZUTTO DOGもナチュラルハーベストも想いは一緒です。

自分の犬に胸を張って食べさせてあげる物を作ること。
そして、安全、安心を第一にすべての犬が生涯健康で長生きができることを願っています。

 

 

 

セミナー後はドッグランで楽しく犬まみれになって、楽しいゲームをしながら幕を閉じました。

トラブルもなく皆さんの協力で楽しく終えることができました。

また次回もよろしくお願い致します。

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ZUTTO DOG     大塚 建司

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