BHAを含んだドッグフードは安全ですか?電話相談より
世界的にトップシェアを誇る某ドッグフードメーカーで酸化防止剤としてBHAが使われていますが問題ありませんでしょうか?という電話相談がありました。
療法食でも有名な、知らない人はいないメーカーですが、昔から酸化防止措置としてBHAを使っていることは有名ですね。
そもそもBHAとは何でしょう?
BHA(ブチル ヒドロキシ アニソール)とは、油脂成分の酸化防止を目的に使用されている人工の食品添加物のことを言います。もともと自動車のエンジンオイルなどの工業用油脂に添加されていた酸化防止剤が食用にも使われるようになったもので、輸入食品の油脂や魚介類の加工品などにも使用されていることがありますが、発がん性があることも各所の研究で発表されています。
基準値を守れば良いとされるBHAの使用ですが、犬などの小さな体に発がん性添加物が入り込むリスクは計り知れないものがあります。
これはどうしても避けなければなりません!
ドッグフードの主な酸化防止措置
主に用いられているのは天然の酸化防止剤で、ビタミンC(アスコルビン酸)、ビタミンE(トコフェロール)、ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物(カテキン)が主流となっていますが、使い方によっては問題が生じます。
BHAを使う理由
ズバリ効果が長いから!
酸化防止剤はいつまでも効果があるものではありません。BHAの効果は約2ヶ月と言われてます。それに対し天然の酸化防止剤は約3〜4週間です。
ここで「オヤ?」と思った方はスルドイ! ドッグフードが製造されてお店に陳列されるまで国内産で約1ヶ月、輸入物は空輸などがありますので最低でも2ヶ月かかります。そうなんです!お店で売られる頃には酸化防止剤の効果が切れて、酸化が始まってしまってるのです。
どうすれば酸化しないで済むの?
ドッグフードを酸化させないためには空気に触れないことが一番重要です。空気に触れない真空保存方法は国内でナチュラルハーベストだけ!パッケージを開けてムッとした匂いを嗅いだことがありませんか?どんなに質の良いお肉などの原材料を使っていても酸化させてしまったのでは癌リスクとなります。酸化によって生じた過酸化物によって、消化器障害や皮膚炎などのトラブルを引き起こすことがあります。また、色や風味が悪くなるばかりでなく、フード自体の栄養価も低下します。犬の小さな体にどんどん蓄積され将来的に病となって症状で現れるのです。
ズットドッグがナチュラルハーベストしか扱わない理由
ドッグフードで一番怖いのは最終的に酸化です。ナチュラルハーベストは窒素注入をして完全真空にしているためパッケージを開けるまで鮮度が落ちません。賞味期限は2年ほど設けていますが、実際に6年経っても変化がないことが実証されています。天然成分の酸化防止剤も開封後からの効果となりますので、標準の1.5キロパックが日本で暮らす環境に最適とされています。
そして中国の材料が多く使われるドッグフード業界ですが、ナチュラルハーベストは中国産の原材料は一切使わないという徹底ぶり。何万頭が犠牲になったことで有名なメラミン混入など被害が多い中国産の材料は除外し、安全で健康でいられる原材料を世界各地からチョイスして、他メーカーでは見られない原産国の公表もしていますので、目で見て安全を確認することができます。
→http://www.zuttodog-food.jp/SHOP/119479/119487/list.html
ベーシックフォーミュラ メンテナンス/メンテナンススモール | ||
原材料 | 原産国 | |
ラム生肉(Fresh Lamb) | ニュージーランド、オーストラリア | |
ラムミール | ニュージーランド | |
精製白米 | 米国 | |
えんどう豆繊維 | カナダ | |
米ぬか | 米国 | |
えんどう豆タンパク質 | カナダ | |
鶏脂肪(ビタミンEで酸化対策済) | 米国 | |
亜麻仁 | カナダ | |
ビール酵母 | 米国 | |
加水分解チキンエキス | 米国 | |
リン酸カルシウム | 米国 | |
塩化カリウム | 米国 | |
海塩 | 米国 | |
ブルーベリー | 米国 | |
クランベリー | 米国 | |
タウリン | 日本 | |
プロバイオティクス (アシドフィルス菌、カゼイ菌、フェシウム菌) |
米国 | |
月見草油(低温圧搾) | 米国 | |
塩化コリン | 米国、カナダ | |
キレート亜鉛 | 米国、メキシコ | |
グルコサミン塩酸塩 | 米国、インド、ベトナム | |
コンドロイチン硫酸塩 | 米国 | |
ビタミンE | 米国、フランス | |
キレート鉄 | 米国 | |
ベタイン | 米国 | |
キレートマンガン | 米国 | |
キレート銅 | 米国 | |
ビタミンA | フランス、ドイツ | |
ナイアシン | スイス | |
パントテン酸カルシウム | イギリス | |
ベータカロテン | ドイツ、スイス、フランス | |
ビタミンB12 | フランス | |
ビタミンD3 | スイス | |
リボフラビン | ドイツ | |
塩酸ピリドキシン | ドイツ | |
硝酸チアミン | ドイツ | |
ビオチン | フランス | |
ヨウ化カルシウム | 米国、カナダ | |
酸化防止剤(ローズマリー抽出物) | 米国、アルゼンチン、日本 | |
葉酸 | フランス |
まとめ
世の中には何千種類ものフードが販売されおり、愛犬にいつまでも美味しく安全な食事を食べさせてあげられるのは飼い主さんのフード選びにかかっています。ここでもう一度パッケージを見て、愛犬に合ったフードなのか?安全なのか?を見直してみてはいかがでしょうか!
→http://www.zuttodog-food.jp/SHOP/119479/119487/list.html
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