2つのお話し
みなさま3連休はいかがお過ごしでしたか?
寒さも増して紅葉も真っ盛りとなってきましたね
紅葉狩りに行かれた方も多いのではないでしょうか?
私はというと一人寂しく仕事帰りに目黒川のイルミネーションで顔を真っ青にしておりました!
今日は犬に対する両極端なお話をご紹介したいと思います
あるとき家具を噛んではしかられてる犬がいました。何度も叱られるうちに飼い主がいるときは家具をかむのを我慢。しかし家に誰もいなくなると相変わらず家具をぼろぼろに・・・。ある日飼い主が家に帰ると部屋がひどいことになっていました。犬をみると耳を後ろに伏せ、下を向いてウロウロ歩き回っています。
ウォルト ディズニー流解釈
犬は家具を噛んだら叱られるという経験から、それが悪い行為だと分かっている。だけど留守番が嫌なので、飼い主がいなくなると腹いせの気持ちで、つい家具を噛んでしまう。悪いと分かっていながら、わざとその行動をとる。犬は自分が悪いことをしたと分かっているので、飼い主が帰宅したときは申し訳ない気持ちでいっぱいになっている。
アメリカの心理学者 スキナー流解釈
犬は飼い主がそばにいるときに家具を噛むと身に危険が及ぶけど、いなくなれば安全だと考えている。独りで残されると少し不安になるけど家具を噛むと気持ちが落ち着くし暇つぶしにもなる。ただこのような場面では叱られることが多いので、飼い主が戻ってきたときには罰を避けるため機嫌を取るような行動をする。飼い主が戻ってきたということ。または飼い主の表情から、犬は自分が叱られるということが分かる。 ただなぜ家具を噛むと叱られるのかは理解していない。
結構面白いでしょ!
ディズニーは犬を人間同様の感情の目線でみていて、後者のスキナーは動物的視点から見ています。そもそも人間と犬は哺乳類であること以外はあまり共通点がないので絶対にスキナーの考えが合ってると思いますね。
無理矢理人間に近い存在のイメージで、行動を置き換えたり、姿をねじ曲げることなどしないで、犬はそのままでとても大切で素晴らしい存在なのだから無理に知性や善悪の判断能力を持たせなくても愛情を持って接して家族の一員にしてあげたら必ず答えが返ってくるよね!
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