犬のウンチのお話し
関東地方もすっかり春の陽気で、あちらこちらで桜が満開になり始めてますね
春は人も犬も一番元気になれる季節ですので、皆さんもこの時を今か今かと待ちわびていたのではないでしょうか?
さて、外が冬の寒さから、春の暖かさに変化し始めると犬の体調も安定し、活性化を始めます。
人の気分も高揚し、何か新しい事をしようかと思い始めるのがこの季節です。
犬の体調もこの暖かさで元気になってきますので、ごはんの切り替えを始める飼い主さんも多いのが春なんです。
今日は、チョット臭い話しになりますが、そんなごはんの切り替え時に起きるウンチについてお話ししたいと思います。
早速ですが、下の写真どちらがお好み?
いやいやどちらが良いウンチでしょうか?
犬の個体差にもよりますが、実は B が好ましいウンチなんです!
人間もそうですが犬も食べる物によって、色、量、大きさ、硬さ、艶など都度変化します。ですからウンチは健康のバロメーターなので、散歩や排便の際には必ずチェックが必要です!
今回はドックフードに関する違いを比べてみたいと思います。
Aは、色が薄めで、量が多く、少々柔らかめで、飼い主さんが良いのが出たね〜と喜ぶタイプです。
実は、植物性タンパク質を多く含むフードによく見られます。
犬は植物性タンパク質は消化吸収が非常に苦手な動物です。体内に吸収されない栄養はそのままウンチとなって出てきます。穀類や炭水化物はフードの量増しには安価でもってこいな原料です。過剰な穀類や炭水化物がそれにあたります。この他に肉の質、脂肪分の割合によっても同じ現象が現れます。
一方 Bは、色が濃い茶色で、量が少なめ、少々硬めです。排便の回数も少なくなります。
これは動物性タンンパク質を多く含み、良く消化吸収されている傾向にあります。
犬は動物性タンパク質である肉をメインに体をつくっていますから、フードの成分に良質な動物性タンパク質が多いほど消化吸収が良くウンチの量も少なくなり、色も濃くなります。
ただし、色が極端に黒い場合は動物性タンパク質が多く腸内で発酵している場合がありますので、フードの見直しも必要です。もう一つ、極端にカチカチで水分がない場合は原材料に使われているビートパルプに起因しますので、原材料を確認しビートパルプが使われていないものを選びましょう。ビートパルプは繊維質のカスのようなもので、ウンチを硬くしたり、フードの量増しに使われます。
その日の体調にもよりますが、毎日食べるドッグフードですから、毎日同じウンチが出るのが好ましく、違ったときには体調の異変に気づきやすいのがドッグフードのよいところです。
ドッグフードのメーカーや種類によっても個体差はありますが、水分10%以下のカリカリを毎日食べさせる訳ですから、原材料にこだわったフード選択が重要になります。
もう1つ大切なのが水分です。水分70%の生食に比べ、水分10%のドライフードを食べている犬たちは、人間に例えたら毎食パサパサのビスケットを食べているのと同じです。毎日新鮮なお水をたっぷりと飲ませてあげましょう!
今回は臭い話しにお付き合い頂きありがとうございました!
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